そなえよつねに 防災体験ツアー

東日本大震災から10年の今年、防災体験ツアーが再開された西部防災センターへ行きました。ビーバー隊のときに参加できなかったお兄さんカブスカウトも誘って、5カ月ぶりの電車移動でした。

震度5の地震体験、風速30mの暴風体験、火災のときの煙体験、そして消火器や食料備蓄のお話を聞きました。最近増えている災害のすごさを実感できましたね。

災害にそなえて、非常食はこれだけ用意する必要があるんですね。

体験ツアーの最後に、記念写真をパチリ。

駅までの帰り道に戸定が丘歴史公園があり、ほとんど人のいない梅園で昼食。梅花のシーズンは過ぎていますが、大木の緑がとてもきれいでした。

ここには国指定重要文化財の徳川家の住まい(徳川慶喜の弟・徳川昭武の別邸)があります。4月10日(日)は、月に3回だけ庭園にも降りられる日でした。建物は純和風ですが、外には芝生の洋風庭園が広がります。ヨーロッパ各国を訪ねた徳川昭武が考えたからだそうです。庭園は、2年間の工事を経て2018年に当時の姿に復元されました。

みんなで静かに庭園を歩き、明治時代に富士山をながめた所からスカイツリーをながめました。

お屋敷内は、60畳以上ある大広間や奥座敷、昔の風呂場などを見学しました。

小学2年生にはなじみが薄いかな、と広い邸宅を隅々までササっと見て回ったら、「途中の部屋をあまりよく見られなかったから、あの部屋にもう一度行きたい!」とリクエストがありました。関心をもってもらって、隊長はうれしい。